Daikiの哲学日記

 当たり前だけど、大切なことを見落とさないように、文章を書いています。

自分がしたいことと他者全体が自分に望むことの共通部分

読んでくださっている方、こんにちは。

前回の記事で他者との積極的な良好な関わりをなくしては、個人の健康を維持することができないということを書いてみましたが、他方で、「他者全体が自分に望む」ことばかりを強調して、「自分がしたい」ことを蔑ろにしすぎると不健康になりやすいということを書きたいと思います。

 

 なぜ、「他者全体が望むこと」をしていても不十分なのか?それは、自分自身も社会の構成員であり、有益な社会的な協同を実現するためには、他者のことだけでなく、自分のことも尊重しなければならないからです。

 

 「他者のために自分を犠牲にしてしまっている」という感覚は、自分にとっても、他者にとっても不幸なモノです。なぜなら、自分は自分の自由を感じられないし、他者も、その人の不幸の責任を感じやすいからです。

 

 個人的な結論は、社会的に健康かつ、有益な方向に生きるためには、「自分がしたいこと」と「他者全体が自分に望むこと」の共通部分の中で生きることが大事なんだと思っています。

 

 短いですが読んでくださり、ありがとう