Daikiの哲学日記

 当たり前だけど、大切なことを見落とさないように、文章を書いています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

学問の世界で生きる勇気

学問の世界で生きる勇気 学問の世界で生きる勇気とはなんだろうか? 金銭的な困難を乗り越える勇気、熾烈な競争を勝ち抜く勇気などなど、様々な答えは人それぞれあっていいと思うのだが、私は個人的に次のような答えを持っている。 「学問の世界で生きる勇気…

あらゆる表現は感謝が伴わなければ意味がない

あらゆる表現は感謝が伴わなければ、意味を持たない。 このような考え方は多くの人に極端であるという印象を与えるだろう。感謝が伴わなかったとしても、有意味な、有益な表現や創造もあるのではないかと。しかし、同時に、様々な表現がその内容に関わらず、…

普通でなくても役に立てばいい

私は、私たちが社会的に有益に生きるために、周りの人々と同じように、周りの人々の平均をとって生きることをことさら意識して生きるべきでないと確信する。言い換えれば、周りの人と同じようにしていないことに不安を持つべきでないと思う。 その理由は、役…

途中で満足するぐらいなら、目標なんて持たない方がいい

途中で満足するぐらいなら、目標なんて持たない方がいい 私は、私たちが様々な目標を持って、それを達成するために努力していることと思うが、もし私たちがその目標を達成してもいないのに現状に満足感を持ってしまえば、決してその目標は達成されないと確信…

「楽しさ」だけを求めていては学問を究めることはできない。

私は今、大学の数学科の一年生で数学を学ぶ喜びや楽しさを心底実感しているとともに、周りを見渡していても、学問を学ぶ喜び、楽しさが強調され、その喜びさえあれば、学問を極めることがあたかも容易であるかのように語られているように感じますが、本当に…

プラスな状態にプラスをするのではなく、マイナスな状態にプラスをする大切さ

私は、私たちが何らかの目標を達成したり、何らかの能力を訓練し、成長するためには、まず、現状が「プラスな状態」ではなく、「マイナスな状態」と考える必要があると思う。具体的には「今の状態でも良いが、欲を言えばもっと頑張りたい」という考えではな…

「無知力」を衰えさせていこう

学者にとっての無知力 私は、私たちが何かを学び、習得し、創造することを志すならば、「無知力」を衰えさせていくことが大切であると思う。「無知力」とは何か。ここで言う「無知力」とは、「知らない事柄に直面した時に、知らないままでいられる能力」のこ…

好きこそ物の上手なれ

私は、私たちがある学問や特定の技術を身につけようと努力しているならば、その努力の理由を「他者より得意だから。」というものにするべきでなく、「好きだから。」というものにするべきであると思う。つまり、突然に小さな子供が「何のためにそれをしてる…

「誰に対してもうまく付き合うための一定の方法」は存在しない

「誰に対してもうまく付き合うための一定の方法」は存在しない 私は、私たちが他者と友好的な協同関係を築くために、誰に対しても無差別に、画一的に接することが役立つわけではないと思う。 その理由は、容易に、直観的に理解されうることであると思うが、…

社会的な尺度に照らして、自分自身を評価しよう

社会的な尺度で自分自身を評価しよう 常に有益に、ポジティブに生きる為にはどのようなことを心がければいいか? このような問いは非常に古い歴史を持ち、しばしば強調されすぎたり、無視されてきたりしただろうが、人間が完全に唯物的ではなく、精神的な生…

常識に染まれば染まるほど、自由になれる

常識に染まれば染まるほど、自由になれる 私は私たちが有益な社会生活を送るために、自分自身の創造的なアイデアを実現させることや見知らぬ他者に友好的にアプローチし、有益な協同関係を構築させることなどに出来るだけ躊躇いを持たないことが非常に大切で…