Daikiの哲学日記

 当たり前だけど、大切なことを見落とさないように、文章を書いています。

「やればできる」と満足しないことの大切さ

「やればできる」と満足しないことの大切さ

 

 私は、私たちが有益な努力を継続するために、目の前の課題に対して、「やればできる」と安易に満足して、課題の解決を避けることをやめるべきであると思う。

 

 その理由は、私たちが「やればできる」と安易に満足してしまえば、今の「できていない」状況に対して、抵抗を感じなくなってしまい、課題の解決のための原動力、意志力を失ってしまうとともに、「やればできる」と満足すればするほど、その満足感を失わないようにするために、「本当にやればできるか」を決して、確かめようとしなくなってしまう、つまり、課題を解決することに挑戦することを恐れるようになってしまうからだ。

 

 例えば、怠慢な子供が、教師や親に「君はやればできるよ」と言われれば、言われるほど、その評価を失うことを恐れ、ますます、怠慢になっていくことは容易に理解できる。

 

 このように、私たちが課題を解決するための自信を持つ、すなわち、「やればできる」と考えることは大切であろうが、そこで満足することなく、課題に挑戦する、つまり、「やればできるが、できなければ満足できない」と考えることが、私たちの不断の発展のために重要であると思う。

 

 読んでくれて、ありがとう。