Daikiの哲学日記

 当たり前だけど、大切なことを見落とさないように、文章を書いています。

成功者は誰も頑張っていない

 頑張ることや努力主義が推奨されている気がするけれど、自分はうまくいかない生き方だと思う。

 

でも、多くの成功者やアスリートは「誰よりも努力してきた」って言っているよね。

それで「それなら努力や頑張ることをとにかく意識した方がいいんじゃない?」って考える人がたくさんいると思うのだけれど、

 

成功者やアスリートが本当に伝えたいことは

 

「自分達は天才でないこと。遺伝や才能なんて関係なくて、結局、努力の大きさが結果を左右すること。」であって、

 

「頑張っていると感じて生きなさい」ということではないと自分は思う 。

 

 その理由は至極当たり前で、

「努力している」、「頑張っている」と感じることを目指してしまえば、

 その感覚は自分の内面だけの話だから、

 結局「自己満足」を目指してしまうので、

 「実際に何かを社会に良い影響を与える」ために必要な忍耐だったり、タフさを持たなくなってしまうから。

 

 だから、「自分は頑張っている」、「自分は努力している」と主張している人ほど、大変そうで、実際に何かが出来たといえば、疲弊してしまって、歩みを止めてしまう人が多い気がする。

 自分は頑張っているという「自己満足」だけを求めてしまっているのであれば、自分の苦労に敏感になって、生きにくくなることも当たり前なんだろう。

 

でも逆に、実際に役に立つものや面白いもの、刺激的なものを社会に提供している人達、成功者と呼ばれるクリエイティブな人達は

はたから見れば「ありえない努力」をしているように見えても、

当事者である彼らはきっと

「自分は頑張っている」、「自分は努力している」なんて感じていないんだよね。

 

 なぜなら、彼らは「頑張っている」と感じたいがために、何かをクリエイトしているわけじゃないから。

 でも、「すごい」とか「天才」だとか言われてしまうから、

「いやいや、誰よりも努力しただけですよ」というお決まりの言葉が出てくるのだと思う。

 

 詰まるところ、うまくいっている人は

「自分が頑張っている」なんて感じていない。

 だから、自分は

「自分、頑張っているな」なんて感じてしまう時はうまくいかなくなる前兆だと思っている。

そういう時は、そっちは生産性のない「自己満足」の方向だと自分の心に小さな警鐘を鳴らす。

 1つのイエロー信号として他の人にも役に立てばとても嬉しい。

 

読んでくれて、ありがとう。