Daikiの哲学日記

 当たり前だけど、大切なことを見落とさないように、文章を書いています。

「早くに苦しんで頑張れば、後が楽だ」というような考えはそろそろ捨てませんか?

 おいらの周りには、「早くに苦しんで頑張れば、あとが楽だ」というふうに考える人が多い気がするのですが、自分はこのような考え方は良くないと思ったりします。

 

 おいらがそのように考えることがよくないと考える根拠は、

人が現在にしか生きることができないのにも関わらず、現在の精神的な健康を捨てて、体験することができない未来の幸福を期待してしまっているという、よく考えればおかしなことをしてしまっているからです。。

 (もちろん、長期的な目標を達成するための現在という過程を楽しめていれば、全然おかしくないと思いますが、そこで目標達成の喜びのために苦しむべきだという考え方は良くないと思います。)

 

 例えば、あるプログラマーが「プログラマースキルアップをやめたら試合終了」ということを言っていたりするのですが、これがその通りであるとすると、

「早くに苦しんで頑張れば、あとが楽である」という考え方を持っていると、プログラマーは却って大変だと思いませんか??

 

 でも、プログラマーに限らず、どんな職業であれ、これをすれば後はずっと楽であるということはないと思います。

 また、たとえ何十億という資産を築いたとしても、人生の問題は金銭的な問題だけではないので、その資産ゆえに、周りの人が信頼できなくなったり、完全に楽な状態にはならないと思います。

 

 このように、早くに苦めば、後で楽できるという考え方はよく言われたりしますが、実は結構非現実的だったりします。

 

 したがって、人間は社会的な生き物なので、長期的な計画の遂行を要求されたりして、それをやる必要があったりしますが、

 上のプログラマーの例のように、「今は苦しい。でも未来は明るい」という考え方はちょっとおかしいので、

その長期的な計画のための行動であっても、精神的な健康のためには現在の自分自身の行動に喜びを感じる必要があります。

 

 もちろん、周りは未来の「結果」だけを求めるでしょうが、そのためにはまず精神的な健康を維持することが不可欠であると自分に言い聞かせて、現在の行動を楽しむようにするべきです。

 

 基本は生きている限り問題は出てくるので、「何もせずに」楽になる状態にはなりません。よって、大切なのはやる必要のある行動を今だけ楽しんでやることではないでしょうか。

 

 

 

読んでくれて、ありがとうございます。